弊社では、平成5年にプレスα型の生産を開始し、プレスαシステムを用いた射出成形品の製作に力を注いでまいりました。
■プラスチック金型内ゲートカット
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従来の射出成形は、ピンゲート、トンネルゲートなどのゲート方式を取ります。
あるいは、サイドゲート方式などを取り、二次加工費用が発生する場合があります。
弊社が導入したプレスαシステムは、金型内でゲートカットを可能にしております。
従来外観や、ゲート切れの問題から小さくしかゲート取れなった成形品ですが、プレスαシステムは金型内でゲートカットを行えるので通常よりもゲート部分を大きく取る事ができます。
それにより、薄肉の成形やショートモールドなどの不良品発生の防止。また、外観問題の解消や樹脂クズ防止、ヒケやウェルド防止、さらにサイクルアップも可能にしました。
■プレスαシステムの応用性
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プレスαシステムの導入により下記のような成形や品質向上が可能になりました。
■ヒケ・ソリの防止
■局部のみの薄肉成形
■穴抜き成形
■ウエルドの防止
■歯車成形の精度向上
■樹脂くず防止